法学部教授 朴昌明
埼玉県警察本部では、PRセンターと通信指令室の見学を行いました。PRセンターでは、パトカーや白バイなどが展示されていて、実際に乗ることも可能です。通信指令室では市民の通報から現場への到着までの流れなどを解説してくれます。
埼玉県警察本部では、見学を引率してくれた広報課の方がわかりやすく説明してくださったことで、埼玉県警察がどのような活動を行っているのかについて知ることができました。
まず、展示スペースのブースで埼玉県警察の広報映像を見ました。警察官には様々な職種があり、どのような仕事をしているのかがよく理解することができました。また、展示スペースでは、警察官の装備品やパトカー・白バイ・信号など、普段なかなか近くで見ることのできないものを間近で見ることができました。
次に、通信指令室に入らせてもらうことができました。通信指令室では、埼玉県警の全てのパトカーの位置を把握しているそうです。また、その日は既に数百件の通報があり、多くのパトカーが現場の方向に向かっているようでした。今まで私は事件などに遭遇したことはほとんどありませんが、自分の知らないところで今も事件は起きているのだということを改めて自覚することができました。
今回の埼玉県警察本部の見学で分かったことは、埼玉県警察は、本部の働きによって成り立っているということです。本部が現場の把握、管理を行うことで、埼玉県内の全ての警察が機能し、埼玉県民の安全が守られているのだと思いました。
法学部法律学科1年 中嶋 拓
埼玉県立川口青陵高等学校出身