≪王子田教授≫
憲法や刑法などは高校生でも授業で取り上げられることがあるかもしませんが、商法は大学に入学して法律の勉強を始めたときに、一番なじみのない法律の分野のひとつだと思います。しかし、現代の社会生活にとっては、企業は就職先としても、取引相手としても、いつでも誰でもかかわる不可欠の存在です。企業に関する知識があれば、時事問題の理解もさらに深まるといえます。
この授業では、企業の仕組みや企業の行うビジネスはどのようなものかを学ぶことを柱としています。さらに、皆さんは消費者として企業と取引することが多いと思われるので、消費者として気をつけなければならないことや消費者が持っている武器などの話もしています。いずれにしても社会人として必要な知識ばかりなので、しっかりと身につけてください。