合格体験記(知的財産管理技能検定・ビジネス実務法務検定編)
私が「知的財産管理技能検定」を受けた理由は、純粋に知的財産法の理解を深めたいと思ったからです。知的財産法に興味を持ったのは、1年生のときに「法学概論」で学んでからでした。そして3年生で知的財産法が研究テーマのゼミ(松平ゼミ)に入り、自分で知的財産法を調べ、発表していく中で、もっと深く知りたい、勉強していて楽しいと感じました。もちろん、興味関心だけでなく、現在ネットやメディアが発達してきた社会では誰でも知的財産法に関わることがあると思うので、知識として知っておきたいとも思ったからです。
また「ビジネス実務法務検定2級」も受験しました。ビジネス実務法務検定に関しては名前のとおり仕事をしていく中で欠かせない法律について出題されるので、どんな会社に就職するにしても必要だと思ったからです。学習方法はとにかく問題集の問題を解き、答え合わせして、完全に理解しているところ以外は、ノートや紙に自分の言葉で書いて覚えました。そして、どうしても理解できないところだけテキストを読みました。
ほぼ同時期に2つの試験ということで、試験の一週間前までは「知的財産管理技能検定」と「ビジネス実務法務検定」を交互に勉強し、一週間を切ったらその試験だけを集中的に勉強しました。私は家や電車では勉強がなかなかはかどらないので、主に大学のメディアセンターの学習室を放課後から閉館まで利用していました。
自分なりに試験勉強をすることも大切ですが、今回の合格に1年生から積み重ねてきた講義の知識も大きく関わっていると感じます。どちらの試験も勉強していて、ここ講義で聞いたことがあるなという部分が数多くありました。法学系の講義で基礎を学んでいなかったらもっと勉強に時間がかかったでしょうし、合格できなかったかもしれません。就活のために資格試験を受験する学生もいますが、就活が終わってもそれで満足せずに、自分の強みや知識を増やすため資格試験に挑戦していきたいと思っています。