法学部教授 朴昌明
「地域行政と法」は、今年度から開設された科目で、飯能市役所職員の皆様が市役所職員の仕事や市役所の政策などについて飯能市の事例を用いてレクチャーしてくれる授業です。
この授業には、他の授業とは異なるユニークな点がいくつかあります。
まず、駿河台大学の所在地である飯能市について行政の視点から幅広い知識を得ることができます。講義では、飯能市役所の様々な部署から、職員の方々が飯能市の取り組みについてわかりやすく説明してくれます。解説を聞いていると、職員の皆さんの飯能市に対する熱い想いが伝わってきます。
次に、市役所職員と直接対話を行うことができます。「アクティブ・ラーニング教室」と呼ばれる、対話が行いやすい教室で市役所職員と学生が飯能市の実情や市役所職員の仕事について短い距離でコミュニケーションを取り合うことができます。
この授業で受講生の授業態度も主体的になってきています。学生たちはグループワークやペアトークによって、市役所職員に大切なものは何か、飯能市が発展していくためにどのような政策が必要なのかなどを積極的に議論しています。
市役所職員を目指す皆さん、「地域行政と法」を受講して、地域を発展させる担い手になれるよう、ともに成長していきましょう!
大久保勝飯能市長(中央)と朴昌明教授(右)