法学部のカリキュラムの特色の一つとして、2年次の「選択演習」があります。これは公務員や資格取得など、学生の志望別に編成された特別のクラスです。今回はその紹介の第1弾として、資格取得クラスを取り上げます。
法学部法律学科2年 蓬田 春希
岐阜県立斐太高等学校出身
この「選択演習」では、ビジネス実務法務検定試験の合格に向けての学習をしています。ビジネス実務法務検定は、社会で「できる」ビジネスパーソンになることを目標とした資格で、就職活動においても役立つと言われています。
授業は、公式テキストと問題集に基づいて進められるので、復習する際にもテキストなどを参照しながら、勉強がしやすくなっています。毎回配布される資料には、その日に学習した範囲の問題が載っているので、それを解くことで、より理解が深められます。
自主学習だけでは理解が難しい分野も、実際に解説を聞くことで、理解できるようになるということもたびたびあります。また、配布されるプリントでポイントを重点的に押さえることができます。試験の頻出分野なども知ることができるので、効率的に学習を進められます。
もう一つの特徴として、この「選択演習」では、普段の講義とは異なって、複数の先生方がそれぞれの専門分野について持ち回りで教えてくださいます。ビジネスに関わる法律が広い分野にわたっていることに気づかされます。
資格取得においては、自宅での復習は不可欠ですが、授業と併せて学習をすることで、自主学習では補いきれない部分もカバーすることができます。就職前に取っておきたい資格のひとつである、ビジネス実務法務検定の取得を目指すことはとてもよいことだと思いますし、合格までの最短距離を選びたい人にとって、この「選択演習」は最適ではないでしょうか。