今回は、駿河台大学法学部での4年間のカリキュラムについて、説明します。郵送した冊子(以降、単に「冊子」と呼びます。)2ページも参照してください。各学年の履修イメージをつかんでもらいたいと思います。
<1年次>
1年次は「基礎演習」で日本語の読み書きとプレゼンテーション(自分の調べたことや考えたことを人前で発表する)能力を鍛えます。また大学で初めて法律を学ぶことになる諸君のために、法律の基礎となる「法学入門」「憲法概論」「民法概論」「刑法概論」を履修してもらいます。さらに幅広い教養を身につけてもらうために「哲学」「文学」「歴史学」「こころの科学」などの教養基礎科目を、各自の興味や関心に応じて選択することができます。語学は英語2科目、第2外国語2科目が必修です。体を動かすことが好きな学生は「健康・スポーツ実習」を取ると良いでしょう。
<2年次>
2年次は「展開演習」が必修ですが、これは警察・消防や地方自治体など希望する進路に対応した「選択演習」に代えることができます。2年次から将来を見越して3つのコース、すなわち「ビジネス資格コース」「警察・消防コース」「法職・公務員コース」のいずれかを選び、それぞれの専門基礎科目を履修することになります。広い視野を持ってもらうために「ジェンダー論」「アニメーション文化論」「地球環境論」「多文化共生論」などの教養発展科目から好きな科目を履修してください。
<3年次>
3年次から2年間かけて「発展演習」で、各教員の専門分野に分かれた学問を学んでいきます。コース別の専門科目も増えて選択の幅が広がりますが、自分の希望する進路に必要な科目を選ぶことが大切です。3年次の冬からは就職活動がスタートするので、それまでに何らかの資格を取得しておくことも重要です。3年次までに120単位以上を取ってしまうことが理想ですが、これは真面目に勉強していれば誰にでも可能です。
<4年次>
4年次は「発展演習」だけが必修で、4年間の仕上げとなる「ゼミ論」を書くことになります。就職活動は長期間に渡りますので、3年次までに卒業単位をできるだけ多く取っておくことが重要です。単位が取れていれば比較的余裕がありますので、すべての科目の中から自分の好きな科目を履修することができます。
その他、カリキュラム表は、法学部のホームページでも確認できます。どんな4年間になるのかイメージしてみてください。