法学部では、11月下旬に「学部デー」として、政府機関や裁判所など様々な場所を訪れる企画を実施しました。今回はその「学部デー」報告の第5弾。
2013年度「学部デー」を実施しましたvol.5
―特許庁見学報告―
特許庁は官庁街の霞が関の端にあり、私たちは見学ツアーに参加しました。建物に入る手続きがとても厳しく、数人の警備員に囲まれ、緊張しましたが、対応はとても丁寧でした。
中は意外に広く、特許庁の職員の方がツアーの内容を説明してくれ、15階の審判廷に連れて行ってくれました。ここは、特許庁の審査結果に不服の場合に、地方裁判所に代わって、第一審としての役割を果たすもので、裁判所の法廷にそっくりでした。
駿大にも模擬法廷がありますが、この審判廷はまわりの壁が白い大理石でできていて、とても贅沢なつくりに見えました。また審判官が着る審判服は黒ではなく紺色でした。
今回のツアーは約90分、特許制度の歴史や審査の概要を、パワーポイントを使って説明されたり、特許データベースの検索の仕方や国際特許の仕組みなどを、それぞれの部署を回りながら知ることができ、とても勉強になる内容でした。
特に印象に残ったのは、1階ロビーに飾られた日本の十大発明家たちのレリーフ。日本の今の産業発展を支える人たちです。