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2014年度「学部デー」を実施しました(6)―― 中国大使館見学

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法学部教授 井上久士

 中国大使館訪問見学は、1年生と井上ゼミの2~4年生の合計18名が参加しました。大使館では、友好交流部の張席煒二等書記官と王磊三等書記官に対応していただきました。当日はあいにくの雨でしたが、大使館の中庭などを一巡してから本館一階ホールへ行きました。外国の在外公館へ入るのは皆はじめてのことなのでやや緊張した様子でした。ホールで中国の最近の様子を紹介したDVDを見たあと、張書記官から大使館ではどのような仕事をしているのか、友好交流のためにどのような活動をしているのか、中国の青年は日本をどのように見ているのかなどについて説明があり、その後少し懇談しました。政府間に問題があるとしても、両国の国民同士の交流や相互理解が大切であると再認識しました。
 学部デーに参加した学生のレポートの一部をご紹介いたします。

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 「私は、学部デーで六本木にある中国大使館に行きました。中国大使館はもちろんですが、今までおよそ大使館というところへ行ったことがなかったので、大使館はどのような外観をしており、建物の中はどうなっているのか、そもそも大使館とは何のためにあるのかなど、行く前からさまざまなことに興味がありました。

 中国大使館に着き、二人の書記官の方に案内していただきました。敷地内に入ると大使公邸や隣接する室内プール、テニスコートなど内部の設備はとても充実していました。

 大使館の本館で、一人の書記官の方が中国語で話した後に、もう一人の書記官の方が通訳するという形でお話をうかがいました。私は第二外国語として中国語を学んでいるので、すべてではないにしても、途中途中、何と言っているか聞き取れる部分もあり、大学での勉強が実際に役立っていることを実感できました。

 日本では中国の悪い噂を聞いたりもしますが、実際のところ、中国はどのような国家なのかというのが、私の最も関心のあった点です。現在日本では、中国は反日だという意見が多いですが、実際には、そうした人は中国では少数だそうです。私たちと同年代の中国の学生たちの中には、日本のアニメやアイドルなど、日本の文化や著名人に好感を持っている人がとても多いということでした。

 大使館には、日本の政治家との交流や、経済界、自衛隊との交流など、外交上必要不可欠な多くの仕事があるそうです。さらに、中国大使館では、文化部や友好交流部があり、日本の文化団体や民間友好団体との交流を行う仕事もあるということでした。

 今回、初めて中国大使館を見学して、これまで知らなかったことを多く学び、とても貴重な体験をさせていただきました。今後、機会があれば、中国だけでなく、他の国の大使館にも行ってみたいと思いました。」

法学部法律学科1年 牧野龍太郎

東京都立晴海総合高等学校出身



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